若い女性の殆どは常に妊娠1ヵ月である

2018年5月9日（水）放送の日本テレビ系「１周回って知らない話」に俳優のいしだ壱成さんが出演しました。

そこで、いしだ氏はかつて所属事務所を解雇された二股報道の経緯を説明したのですが、

「すぐに（前の彼女と）別れてくれと。
別れないと、マスコミに言うよみたいな事を言われて。
で、妊娠１週間と言われたんですよ」

「1週間？怪しいな」

「僕も怪しいなとは思ったんですけど、費用とか、色々と払ってくれないと、マスコミに言うよと言われて」

…そして二人目の彼女自身に二股をマスコミにばらされ事務所を解雇されたとの事でした。

さて、妊娠週数の数え方は女性自身も、実際に妊娠してからでないと知らない人が多いと思います。
かくいう私もその一人でした。

だからこそ
【先日妻の妊娠がわかりました。
もう２ヶ月に入るそうなんですが、子作りをしてから１ヵ月しかたっていません。
はっきり言って妻は浮気をしましたよね？】
という誤解がなくならないのだと思います。

妊娠０週は生理中（生理初日を妊娠０週０日、と数える）
妊娠１週は「生理終わったから…しよ？」の時期（生理が長い人は期間の半分はまだ出血している頃かも）
妊娠２週に排卵、精子が到達していれば受精卵になる
妊娠３週でうまくいけば受精卵が着床、もちろん女性に自覚はないので行為は可能（むしろ来週は生理予定日だからとデートで張り切る頃）
妊娠４週は生理予定日
この時までに受精卵が着床していなければ生理が始まり、また妊娠０週にリセットされる
これが「妊娠１ヵ月」だそうです。

たとえ受精していても、うまく着床できていなければ子宮内膜（これが生理の血の正体）と一緒に受精卵も体外に排出されます。

生理が予定日を過ぎても始まらないなと１週間ほど様子見をするのは普通の事。
数日ずれるなんてよくあるので。

それでも生理が来ないと「もしかして」となり、
その頃に産婦人科に行くと妊娠５～６週、つまり妊娠２ヵ月だと判明します。

妊娠の１週間は０～６日と数え、
５週目は妊娠２ヶ月になります。

妊娠４週（生理予定日）では妊娠検査薬も反応しなかったりするので、子どもを待ち望んでいる人が自己検査後に最速で病院に行っても妊娠２ヵ月になっているものなのです。

昔のドラマ等では女性が医師から妊娠を伝えられる時は「妊娠３ヶ月です」という場面がお決まりだったようですが、あれは３ヶ月も生理が来ないのに異常を見逃していた、だらしない女性だという訳ではなく、「今月まだ生理きてなくない？」と気が付いた段階で妊娠８週だっただけなのです。

私自身の第一子の時の妊娠カレンダーを見返すと、
２月の始めに妊娠０週がスタートし
バレンタインでいちゃついて受精
３月末には８週突入、つまり妊娠３ヶ月になっていました。
（病院は６週の時に受診しました）
そして11月に妊娠40週を迎えて出産です。

妊娠１ヵ月目の期間中、本当に妊娠している人でも、期間の半分は受精もしていません。
ましてや妊娠１週間なんて(笑)

つまり小学生から熟女まで、生理がある女性は常に「妊娠０～３週（＝妊娠１ヵ月）」

１ヶ月前に子作りしたばかりなのに既に妊娠２ヶ月になっていたりするのは、生理開始日から妊娠は「しているもの」として日数のカウントが始まっている為なのです。

この情報が男性や、妊娠前の女性の目に少しでも留まりますように。