xharukoの日記

妊娠、出産、育児の中で思った事をつれづれ書きます

中3に性交・避妊について授業するのは あり? なし?

2018年5月11日(金)、日本テレビ系列の朝の情報バラエティ番組「スッキリ」が「あなたはどっち派!? スッキリJUDGE」のコーナーにて、東京都足立区が中学3年生を対象に行った性教育授業の内容について、東京都教育委員会が問題視した、と放送しました。

足立区教育委員会によると人権教育の一環で養護教諭が避妊、人工妊娠中絶を説明し、無責任な性交を避ける目的でコンドーム、低用量ピル、緊急避妊薬の特徴・使い方・入手方法を明記した資料を配布したそうです。
これが学習指導要領には記されていない事柄であった為に東京都教育委員会が問題視したとの事でした。

そこで番組内で【中学3年生に性交・避妊について授業するのは あり? なし?】と視聴者に投票を呼び掛けた結果、あり34075票、なし3270票と「きちんと避妊方法を教えるべき」という意見が圧倒的多数という数字が出ました。

東京都教育委員会は、中学生に避妊の情報を与える事により性交を助長する可能性があるとのお考えのようですが、1年間の日本人のガン(悪性新生物)での死亡は32万人だが、1年間に実施される堕胎手術で30万人の胎児が死亡していると言われると、悲しい結果になるくらいなら、正しい避妊の方法を教える時期は早い方が良いのではないかと私は考えています。

平成29年3月付で発表された内閣府の「青少年のインターネット利用環境実体調査」によると、平成28年度には中学生のスマホ所有・利用率は51.7%になったそうです。
スマホを操作していればアダルトサイトにアクセスしなくても

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こんなエ○広告なんてすぐに出てきます。
一番興味のある年頃だからこそ、正しい避妊の知識を義務教育中に平等に教える事に私は賛成です。


なお私がアフターピルの存在を知ったのは産後入院中に病院内で行われた家族計画の講義の中ででした。
(出産後は赤ちゃんの沐浴指導などの他、いくつかの講義がありました)

高校生が自宅出産をして公園に…という事件が報道されていたタイミングで娘を出産した我が身にとって、講義中、大学進学で家を出る娘を送り出す前夜、薄暗いリビングで母子二人きりになって静かに教える場面が容易に想像できました。

この時、授業して下さった看護師さんに「この内容をぜひとも高校生に教えるべきだ」と産後ハイのせいもあり、半泣きで感想発表したのです…


とは言うものの、性交・避妊の方法は、中学生にどのように伝えれば大人側の真意が伝わるものか…
教育現場の方もきっと難しいのだろうとお察しします。

現在は家庭での「来たる日」の為に良き資料を探しています。
きづきあきら サトウナンキ著「メイド諸君!」(ガムコミックスプラス)の有名なセリフ、

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「なんで処女じゃないんですか!?」の前後のページをコピーして渡すのは小学校高学年になる頃の娘には効果的でしょうか。

息子用には何が良いか方向性(性感染症で大変な事になる系か、リアルなお金な話か、家族愛系か)を検討中です。

(「クレヨンしんちゃん」の野原ひろしを主人公に、みさえ が しんのすけを妊娠する時の時系列で、家族を増やす覚悟や責任感を主軸にした男性目線の漫画とか…どなたか描いて下さいませんかねぇ)