xharukoの日記

妊娠、出産、育児の中で思った事をつれづれ書きます

しもの話

こちらの記事を読んでふと疑問に思いました。

意外と知らない?女の子赤ちゃんのおまたのふき方・洗い方

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180903-00002686-tamahiyo-life


うんちのとき:1・まずは肛門周辺を前から後ろにむかってふく

「おまたにうんちがつかないよう、前から後ろへふきます。脚を上げ、おしりふきでおまたから肛門に向かって汚れをふき取って。尿道口や膣口にうんちが入らないよう注意」

以前、「アカチャンホンポ」のオリジナル商品「水99%Super」シリーズのおしりふきの側面に書かれたメッセージが話題になりました。

「お母さんを応援」に違和感⇒署名でアカチャンホンポが商品を変更へ

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180704-00010005-huffpost-soci

「akachan honpoは全国のお母さんを応援します。」

この一文に違和感を覚えた女性が声をあげ赤ちゃんの世話をするのは母親だけなのかと話題になり、署名が集まった結果1ヶ月で企業を動かし、この一文は変更される事態となりました。
企業はおしりふき=赤ちゃんのお世話=お母さんの仕事というイメージで「お母さん」を応援しようとこのような一文を商品に添えたように、おむつ換えの主とした実行者は母親、女性がするものというイメージが広く浸透しています。
にも拘らず、冒頭で紹介した記事では女の子赤ちゃんのお股の拭き方を知っているかわざわざ解説しています。父親に対しての記事ならば「そうそう、女の子はデリケートな構造をしているんだから、よく勉強して下さいね」という気にもなりますが、記事タイトルが「意外と知らない?」という事は、もしかしたら母親に向けた記事なのだろうかと推測しました。

自分が普段行っている事をすれば良いだけなのに、天下の「たまひよ」が取り上げるという事は、自身の事もあやふやな女性が多いという事なのだろうか…

ここで書かれていた女の子赤ちゃんのお股の拭き方は、私が小学生の時の生理の授業で教師から教わった内容と同じでした。
特に膣に便が入らないよう排便後は後ろに向かって拭くのは女性として当然の知識だと思っていましたが、どうやら育児情報雑誌として最も有名な「たまひよ」でわざわざ取り上げなければならない程には常識ではなかったのかも知れないと少々驚きました。

ならばNHK「透明なゆりかご」の第4話で出産後の大量出血で帰らぬ人となった妻がシングルファーザーとなった夫に遺した家中のメモのひとつ
「おしりは前から後ろにふいてあげてね」
をどういう意図で書かれたメッセージだったのか、解らなかった人もいたという事なのだろうか。


第一子は娘だったので、ゆるゆるウンチが小陰唇の内側に入ってしまわないよう気を付けて拭き取りしていましたが、第二子の男の子では見えている所さえ拭けば良いという処理の仕方の簡単さに驚きました。
しばしば女の子は育てるのが簡単、と言われますが、下の子がもうすぐ2歳になるまで育てての現段階では、圧倒的に男の子の方が育児は簡単だというのが実感です。
男の子は身体が弱いという説も今のところ当てはまりません。5才になる上の子の方が幼稚園に通っているせいもあり頻繁に体調を崩しますが、それが殆どうつる事もない下の子。
上の子である娘が高熱で伏せる度に何か怖いものを想像して悲鳴をあげるのに対し、下の子は発熱していても普段と変わらず元気に遊んでいるせいもあり、私に手間がかからないという事で男児は簡単だと感じているのかも知れません。

一姫二太郎、という言葉は元々は第一子に男の子を産めなかった母親を慰める言葉だったらしく、そこから、女の子は夜泣きも少なく病気になりにくいので、「本番である男の子育児」の練習にうってつけだから良い、という意味です。
確かに第一子である娘の育児経験のおかげで、第二子である息子の育児は親側に心の余裕があるおかげでとても楽です。産まれる順番が逆だったら育児ノイローゼ必須だったかも知れないと日頃、ふとした瞬間に思います。
おまたの拭き方ひとつとっても男の子は本当に楽なので、この反動は反抗期に来るのかしらと戦々恐々です。
否、その前にトイレトレーニングで苦労するのだろうか。
育児はまだまだ奥が深い。