xharukoの日記

妊娠、出産、育児の中で思った事をつれづれ書きます

平成30年に育児ができて良かった

我が家の子どもが好きなテレビ番組、「HUGっと!プリキュア」「新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION」「怪盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」。
他にも好きなテレビ番組はありますが、今年平成30年に幼児の子育てをしているからこそ、これらの番組を私も観る事が出来て本当に良かったと思います。

HUGっと!プリキュア」はシリーズ15周年という節目のため過去プリキュアとのコラボが行われ、7月1日放送の第22話「ふたりの愛の歌!届け!ツインラブギター!」では初代プリキュアの二人が、10月14日放送の第36話「フレフレ!伝説のプリキュア大集合!!」では沢山の先輩プリキュアが登場し五歳の娘は大興奮でした。
レンタルショップで借りて観るしかなかった過去プリキュアをリアルタイムでテレビで観る事が出来、しかも現行の「HUGっと!プリキュア」のキャラクターと会話をする。映画ではなく、通常の放送回で行われたコラボレーションに娘だけでなく、キラキラしたものが大好きな一歳の息子も特別なエンディングに奇声をあげて大喜びしました。

新幹線変形ロボ シンカリオンTHE ANIMATION」は8月11日放送の第31話「発進!!シンカリオン500TYPE EVA」でまさかの「新世紀エヴァンゲリオン」とのコラボ。我が家だけでなく、多くの親世代に衝撃が走った事でしょう。アラフォーの私などは「シンカリオン」の作中に流れた「残酷な天使のテーゼ」に感涙し、様々なエヴァBGMが流れる度に思い出のシーンが甦り身を震わせました。
多くの男の子が乗り物大好きな子になるのと同じように、我が家の一歳の息子も車や汽車のおもちゃが大好きです。
五歳の娘はEテレおかあさんといっしょ」で「ジューキーズこうじちゅう!」という歌を知ってから働く車や乗り物が好きになりました。田舎ゆえの車社会で生活に電車が関わってこない我が家において、娘はEテレ機関車トーマス」で鉄道を知りました(BSは我が家では殆ど観ていないのでBSプレミアムおとうさんといっしょ」が鉄道モチーフだとは気付いていない)。そして偶然テレビをつけた時に「シンカリオン」を目にし、新幹線というものを知り衝撃を受けたようです。途中に入るCMでは本物の新幹線の映像の美しさに圧倒され、これが現実にある乗り物だと知ってカルチャーショックを受け、更に幼稚園で使っている教材のある号の特集が新幹線だった事をきっかけに、あれよあれよと名称を覚えてしまう程に娘は新幹線も好きになりました。
先日は鉄道の日という事で、とうとう本物の新幹線を見に入場券を購入し、まさに見る為だけに新幹線ホームに行って参りました。秋田新幹線こまちと東北新幹線はやぶさが連結されているのを目撃し「これ、シンカリオンでやってた【赤いこまちと緑のはやぶさ】だ!」と娘が大興奮。息子は新幹線が到着するのも出発するのも停車せず通過していく新幹線の速さにも、あまつさえホームの屋根の鉄骨にさえも終始大喜びでした。
ただ乗り物好きな子だったとしても新幹線鑑賞は喜んだかと思いますが、「シンカリオン」を通して新幹線を知った娘は「これがロボットになるの!?」「こんなに速いんじゃ進化しちゃうね!」とテレビの中の世界と現実世界が混じった不思議な感覚を楽しんでくれたようです。

怪盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」は怪人からスタイリッシュにお宝を盗り返す怪盗側と市民の安全な暮らしを守る熱い警察側、両方を楽しめる戦隊ものです。10月7日放送の第35話「良い人、悪い人、普通の人」、このタイトルは親世代の少し上あたりに好評だったようで、これまでの話にも何かと大人の視聴者を意識した発言が出てきています。
第35話では「平成も終わるってのに何のギャグだよ」という台詞がありました。
天皇陛下生前退位の意向を示され、平成という元号を使用する期間は間もなく終了します。今年の仮面ライダー仮面ライダージオウ」も平成が最後だと分かっているからこそ考えられたストーリーであるのと同じように、「ルパンレンジャーVSパトレンジャー」も過去の戦隊もの作品のアイテムが各話に登場し、時代の総集編のような印象を受けます。娘はルパンレンジャー、息子はパトレンジャーが大好きな為、どちらかが怪人役になどならずとも二人仲良くごっこ遊びが出来る点も素晴らしい作品だと思いました。


この平成30年に育児をしていなければ、私はこれらの作品を知る事もなかったかも知れません。上の子が丁度これらのテレビ番組を視聴する年齢だったからこそ一緒に観る事が出来たのです。
何より娘が生まれてからこの数年で最もお世話になったEテレでは「おかあさんといっしょ」歌のおねえさん、「たくみおねえさん」が「あつこおねえさん」に、歌のおにいさん、「だいすけおにいさん」が「ゆういちろうおにいさん」に交代、人形劇も「ポコポッテイト」から「ガラピコぷ~」に交代、「みいつけた!」ではスイちゃんの世代交代、「いないいないばぁっ!」では「ゆうなちゃん」から「ゆきちゃん」へのおねえさん役の交代(2016年の20周年スペシャルでは歴代おねえさんが集結する場面も)、「あつまれ!ワンワンわんだーらんど」では「ことちゃん」から「ゆうなちゃん」に交代とコロバウ世代交代を見届けました。
偶然とはいえ、このような形で時代の節目を体験出来たのも何かの縁のように思えてきます。

次の元号の時には娘は小学生。その時には自分の育児も新しいステージに立つのかと思うと、想像するだけでワクワクしてきます。
夫と出会い、娘が生まれ、息子にもめぐまれた、私の人生の大転機を迎えた平成という時代。
今はこの、愛しい平成30年に感謝を。