xharukoの日記

妊娠、出産、育児の中で思った事をつれづれ書きます

欲しいものが多すぎる

初めての育児ではあれもこれも必要だと感じ購入しますが、結局使わずじまいで終わってしまったグッズが我が家にはあります。私にもアドバイザーがいれば良かったなと以下の記事を読んで己の失敗を思い出しました。


陣内智則パパ、ベビーショップで爆買い!? 初めての育児に心強いベビー用品の数々
https://www.lettuceclub.net/news/article/175266/

去年の12月に放送された「おしゃれイズム」(日本テレビ系)には、陣内智則さんが出演。

森泉さんとともに「トイザらス」を訪れ、彼女の言われるがままに赤ちゃん向け商品を爆買いしていました。

(中略)

その後も次々と商品をカートに入れ、合計8万3000円の買い物をしていました。

初めて赤ちゃんを迎える人ならば、はりきって一回の買い物で数万円は使ってしまう事も珍しくないでしょう。私は流石に8万円には及びませんでしたが、母子健康手帳の副読本にあったクーポン券を利用すべく、地方在住ゆえ滅多に行けないトイザらスに行く機会があった時には一回で2万円程度を使った事があります。母子手帳副読本のトイザらスの買い物で2000円引きになるクーポン券は、購入金額が2万円以上の時に使えるものだったからです。
その時は、どうせいつかは買わないといけないのだからと消耗品を中心に購入しましたが、後から考えればトイザらスではチャイルドシートを購入すればクーポン券適用の金額に簡単に到達したので、この時の買い物は少し無理をしてしまったなと反省しています。赤ちゃん用ボディーソープなど地元にあるドラッグストアの特売日かポイント倍増の日に買えば良かったし、上の子用の肌着ならしまむらで買えば良かったのに。

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他にも母子健康手帳の副読本には様々な通販会社のクーポンやカタログ申込書が付いていたので、そこから私の通販漬け生活が始まりました。しまむら西松屋といったチェーン店が近くにあったにも関わらず、華やかで種類豊富なラインナップのカタログ通販にすっかり魅せられてしまったのです。この会社はマタニティ用品で有名だから、この会社はベビー服が豊富だからと、身近にある店舗には見向きもせず「買えばポイントも貯まるし、この通販会社のサイトから購入しなければ」という意識に囚われてしまいました。5000円以上を購入すれば送料無料という会社もあり、一回の買い物で何がなんでも5000円を越えなければという思いもそこに拍車をかけました。

通販は何よりも買い物の時間を問わない所が魅力でした。少しでも時間があればカタログを開き、気になった商品の掲載ページの端を折り、寝付けない夜にはスマホでその通販会社のサイトを訪問していました。購入手続きもスマホでひとさし指一本で行いました。

通販カタログには商品紹介の合間にアドバイスも掲載されてありました。ベビー服だけでもロングドレス、ツーウェイ、カバーオール、ロンパース、肌着は長肌着、短肌着、コンビ肌着、ボディースーツ、素材もスムース、パイル、フライス、天竺などと、あれもこれもカタログに掲載されており選択肢が多すぎて新米母には何を購入すれば良いのか混乱していた為、そうした解説ページはとても参考になりました。
何月生まれの赤ちゃんにはこんな素材の服を何枚、この肌着を何枚…という解説はありがたく、従来の性格により「カタログで5枚はあると良いと書いてある、ならば8枚用意しよう」などと石橋を叩くような買い方を行いました。マタニティハイのせいもあったのかも知れません。

結果的に、肌着にそこまでの枚数は必要ありませんでした。同じ種類の肌着は5枚すらも不要だったかも知れません。二人いる我が子はどちらも吐き戻しを滅多にしなかったので着替えの必要が殆どありませんでした。乳児期のゆるゆるウンチもオムツから溢れ背中にまで流れた事は上の子が数回、下の子では起こりませんでした。また洗濯物の乾きが悪いという事も特に無かった事もあり、殆ど日の目を見なかったベビー服が何枚もあります。しかもベビー服は出産祝いでも頂いたので、未開封すら残りました。ちなみに未開封のものは幼稚園のバザーに出品して活用して頂きました。出品ノルマ一人一品以上という事もあったので逆に未開封のままでいられて助かりました。

しまむら西松屋がそうであるように、通販サイトでも季節の変わり目毎にバーゲンセールを実施します。カタログでは○円で掲載されていた商品が、3割引、半額、時には7割引になるのです。少しでも節約しようと思った私は当然バーゲンセールに飛び付きました。
母子健康手帳には成長の目安も掲載されています。それを参考に、来年は身長○cmになっているだろうからセール中に来年用に○cmの服を購入しておこう、私ったら何て賢い買い物をしちゃうのかしら♪などと浮かれていたのですが、いざその季節が到来しても想定していた身長に到達していない我が子がいました。
子どもが小さいうちは、夏に70cmの服を着ていても同年の冬には80cmの服が必要だったりします。そのくらい我が子も成長が早いだろうと見越して私が先物買した衣類は、いざその季節が到来した時には我が子には少し大きく、しかし翌年の同じ季節には少し小さくなってしまう代物が混じりました。上の子は女の子でしたがあまり女児に振り切ったデザインではなかったので下の男の子の時にかろうじて活躍しましたが、ともすればこちらも未開封で終わっていたかも知れません。

いま思えば通販カタログではあれも必要、これも必要と何かと新米母の購買意欲を煽っていたように思います。客に買って貰ってナンボなのでそれが当然なのですが、私はモロに煽られました。
具体的に最も後悔したグッズは「園生活で必須!」とうたわれたループ付きタオルです。我が子の園では不必要でした。
ついでに言うと幼稚園では沢山遊んで汚してくるだろうからと着替え用に衣類も何枚も購入しましたが、制服のある幼稚園では私服など殆ど必要ありませんでした。登園したら子どもは園の指定短パンとスモッグに着替える為、着替え袋に入れた私服もほぼ新品でサイズアウトしたのです。

子ども二人の性別が違うと徐々にお下がりが難しくなってきます。女児服として売られていたけれどピンク色でもないし花柄でもフリルでもないからと娘のお下がりを息子に着せると、やはり違和感があります。かといって男児服で娘が着れそうなデザインを探して着せても、何だかちぐはぐな印象を受けます。子どもの性別が違う以上、4歳くらいになったらもうお下がりは無理だと思い知りました。ならばますます財布の紐は締めなければならないのですが、しかし先物買の楽しさとバーゲンセールのお買い得感を知ってしまった私は、性懲りもなくまた注文確定ボタンを押してしまうのです。以前は平均的な身長を参考にしたからズレが生じた。娘の成長曲線を把握した今ならきっと失敗はするまい。そう期待しています。

ちょうど先日も、ある通販会社の500円割引案内のハガキが届きました。小学生になったら私服登校だと思うとバーゲンセールも俄然はりきってしまいます。
欲しいものが多すぎる。