xharukoの日記

妊娠、出産、育児の中で思った事をつれづれ書きます

被害者を増やさない為に

性犯罪者に対しての意見です。


女子中学生2人殺害の66歳男が今度は… 性犯罪被害者の「低年齢化」に絶句
https://netallica.yahoo.co.jp/news/20190220-73469407-sirabee

18日、昨年6月に小学生の女の子に対して、わいせつな行為を行ない、強制わいせつ傷害などの罪に問われている男(66)の裁判員裁判が始まった。

この男は1992年に、当時中学生だったふたりの女の子を殺害した罪で服役。今回の事件以外にも広島市で強制わいせつ事件を起こしている。しかも、この後は再犯防止プログラムを刑務所内で受けていた。

(中略)

検察は「高齢で体力が衰えた中、性的欲求を満たすため抵抗できない幼い女児を狙っている」と指摘し、懲役8年を求刑。裁判は19日に結審し、今月21日に判決が言い渡される予定だ。

この事件のインターネット上での意見では、

前科も酷いのだから、去勢もしちゃってください。
親の立場としたら、死刑が相応!

こんな異常者が再犯防止プログラムなんかで直るわけない。終身刑や強制労働など苦痛が必要。

性犯罪者はおでこに性の焼印をするべし。そうすればすぐわかるから安心だ、

中学生2人も殺害して死刑じゃないのは、性犯罪が目的で殺意がなかった傷害致死って事?
ありえない、その時に死刑にしておけば再犯の被害者は被害に遭わずに済んだのに。

自分の娘にされたら気が狂います。極刑。

性犯罪者の再犯率の高さから、絶対塀の外に、出さないか、去勢あるのみ。より幼い子供が被害者に、なって。去勢すべき。社会に害なす、性犯罪者は、即刻去勢。

二人も殺して出所してることに驚いた。小学校の娘を持つ身としては、性犯罪犯した奴は即去勢でいい。一生刑務所から出てくんな

性癖は変わらない!
性犯罪者には去勢を!
救うべきは被害者です!

去勢しても再犯するわよ。
性犯罪者に必要なのは矯正プログラムじゃなくて強制終了。

こうした意見が投稿されており、犯罪内容から「去勢」という単語が目立ちました。
去勢とは生殖に必要な部位を切除し、種として生殖不能な状態にする事です。ウィキペディアによると家畜やペットに実施される事が多く、メスが不用意に子を産み増やすのを防止したり、オスの攻撃的な性質を喪失させる目的で行われたりする事が多いそうです。美味しい肉にする為に食肉用の家畜のオスに実施されたり、気性の悪さが原因で良い成績が出せない競走馬のオスに実施されるとの事。他にも、オス猫が成猫になる前に実施するとスプレー行為という、通常よりも濃いおしっこをあちこちに吹き付ける行動を起こさなくなるとも聞きます。
人間に対してで言えば中国で宮廷に勤務する男性官僚を宦官(かんがん)にしたり、日本でも旧優性保護法に基づき強制不妊手術を1996年まで実施していました。

海外では性犯罪者に去勢刑も実施している例があるそうです。

児童4人に性犯罪、韓国で初の化学的去勢へ
https://s.japanese.joins.com/article/j_article.php?aid=152568

  韓国で昨年7月に「性暴力犯罪者の性衝動薬物治療に関する法律」が施行されて以来、初めて「化学的去勢(Chemical Castration)」の対象者が出てきた。 

子どもへの性犯罪、死刑と「去勢刑」認める インドネシア
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/www.cnn.co.jp/amp/article/35083256.html%3Fusqp%3Dmq331AQECAEoAQ%253D%253D

(CNN) インドネシアで25日、子どもへの性犯罪に対する最高刑を死刑とする新法が施行された。犯人に「化学的去勢」を行うことも認められる。

カザフスタンで児童に対する性的暴行で有罪判決を受けた者に薬で去勢する法律が施行。今年の対象者は2000人
http://karapaia.com/archives/52265549.html

 カザフスタン政府は、児童に対する性的暴行で有罪判決を受けた者に薬による去勢を実施すると発表した。

去勢には物理的な方法の他、薬物による方法もあるようです。日本では犯罪者に対し身体罰は認められていないので、実際に去勢案が出た場合には薬物が使用されるでしょう。

冒頭の記事にあった女子中学生二人を殺害し、出所後に強制わいせつを小学生にはたらいた犯人を私も憎みます。しかし、去勢が仮に性犯罪者に実視されたとしても、それで幼い子どもが守られるとは思えません。
何故なら去勢をする事で性欲を吐き出せなくなった男性は、攻撃性が増すと聞いた事があるからです。今度は純粋に暴力目的で子どもを襲うかも知れません。

また性犯罪者を去勢し生殖能力を取り除いても、性的な嫌がらせの手段などいくらでもあります。男性の性犯罪者が求める事はそもそも相手に性的な嫌がらせをする事であり、その場で射精する事だけが目的ではないと思うのです。
誤解を恐れずに言えば、男性の性欲は支配欲にも繋がっているように思います。相手の顔が自分の行いによって苦痛に歪む様に満足する人からすれば、去勢されたとしてもその目的は達せられます。挿入するものが自分の性器である必要は無いのですから。

他にも「おでこに焼き印」案がありましたが、子どもが焼き印のある人と出くわしても逃げきれるとは限りません。そもそも焼き印を付けられた人はまともな社会生活を送れなくなる為、更に窃盗や強盗などの新たな犯罪を犯すのではないかと思われます。

必要なのは社会に還れなくする事。死刑が無理なら一生刑務所で作業製品を作っていて頂きたいと思います。

性犯罪は他の犯罪と比較すると再犯率が非常に高いと聞きます。再犯するという事は新たな被害者が出るという事です。
レイプは心の殺人、魂の殺人と言われます。本人だけでなく、被害者家族は一生消える事のない心の傷を負って生活を続ける事になります。そもそもレイプ被害者は被害から生き抜いた人という意味を込めて「サバイバー」と称されます。ふとした瞬間に被害の最中の事を思い出したりと、その精神状態は一生サバイバル状態から逃れられない為にそう呼ぶのではないかと私は思います。
どれだけ再発防止プログラムを受けても、性犯罪者自身が性被害者になる事はまずないので、被害者の気持ちなど理解できよう筈がありません。そもそもそういう気質の人間であるならば矯正される事など不可能なのではないでしょうか。

ならば、特に幼い子どもを一人でも被害者にした性犯罪者に実施すべき刑罰は、終身刑が妥当であると私は思います。