xharukoの日記

妊娠、出産、育児の中で思った事をつれづれ書きます

男の子は辛いよ

以下の記事がヤフーヘッドラインに載っていた時に付けられたコメントが気になりました。


女湯に男児はいつまで?サンタは何歳からカミングアウト?子育ての「これっていつまで?」を集めました!
https://limo.media/articles/-/11393


上記の記事には【女湯に男児はいつまで?】という項目があり、コメント欄は殆ど他の項目には触れられる事なく、この項目の意見が活発に投稿されていました。コメントの傾向をまとめると、条例では10才男児までは女湯に入る事を認められているが、現実的に入浴を許せるのは就学前までではないか、しかし条例でそうなっている以上、女湯に入る男児を拒否する権利は客にはない、嫌なら行かなければ良い、というものでした。その中のコメントのひとつ

「たつまで」

という投稿に私の目がとまりました。

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この投稿者が女性なら思春期を想定して書き込んだのだろうという事が分かります。しかし男性が投稿したものであるならば、自身の身体について詳しく知らないという事になります。
なぜなら、男児は1才になる前から既に勃つからです。

男児を育てて驚いたのは、性的な興奮がまだ分からない赤ちゃんの頃でも男性器が大きくなる時があるという事です。
2才になってトイレトレーニングを始めると、これまで以上に息子の性器を目にする機会が増えました。すると、うんちを頑張っている時や普段の何気ない場面で2才息子の男性器が勃起している場面を目撃するようになりました。
もちろん包皮から飛び出るまでに大きくなる訳ではありませんが(赤ちゃんの頃は全員が包茎です)、亀頭部分は包皮の中でしっかりと存在を主張するかのように変形するのです。

2才になった今では、下に何も穿かないでいる時に勃起すると、
「おっきくなっちゃったー」
と言い、面白がって息子は自分で性器を触ります。その時に、こちらがそのつもりがなくても身動きしようものなら
「いたーいから、さわーんなーいでー」
と、触られまいとして逃げていきます。

自分で触るのは平気でも、他の人に触られるのは痛いと分かっているのでしょう。もしかしたら以前に私がオムツが濡れているか確認の為にズボンの上から股間を触った時に実は大きくなっていた為に、ぽんぽん叩かれて痛かった事があったのかも知れません。
おそらく、勃起した時には内部で本体が包皮との癒着(?)部分から剥離されるだかで、この時に刺激を受けると痛いのでしょう。

男児は自分でも思わぬ場面で勃起する事があります。性的な刺激を受けた時や妄想をした時に限らず、そういう反応が起きてしまう時が少なからずあるのではないかと思います。女性の胸は一度膨らめば「そういうもの」という扱いを受けますが、男性は必要でない時にふいに股間が膨らんでしまったならば誤魔化すのが大変だろうなと同情してしまいました。大人であれば大きい事は自慢のひとつになるかも知れませんが、しかし無関係の時にそうなってしまうとやはり恥ずかしいと思いますし、子どもの頃ならばきっと、どう対処したら良いかも分からず羞恥心のあまり泣きたくなってしまうのではないでしょうか。

余談ですが、頑張ってうんちを成功させてから10分もしないうちに、息子はまたトイレに行きたいと言い出し、今度はおしっこが出た時があります。
女性は同じ辺りの筋肉を弛めて排泄するので大の時に一緒に小も済ませる人が多いかと思いますが、もしかしたら男性は大小で別々の筋肉を使用するのでしょうか。
単に息子がトイレトレーニング中だからかも知れませんが、もし男性がそういう身体の構造であるのならば、流す水が勿体ないので大も小も一度で済ませてくれれば良いのになと思いました。
また、男性は大と小で使用する便器が異なるというのも大変だろうなと思います。個室に入るという事は大をするという事を意味するので、知られる事が恥ずかしくて小学生は学校で便意を我慢してしまうと聞きます。男児の健康を守る為にも、学校では男子トイレも女子トイレと同じように個室をメインにすれば良いのにとも思います。

男児を育てる事で、女性の私も男性の大変さを垣間見たような気がします。