xharukoの日記

妊娠、出産、育児の中で思った事をつれづれ書きます

妊婦が貰って嬉しいもの

自分が妊婦だった頃には、何を貰ったら嬉しかっただろうか。既に遠い日の出来事になりつつある妊娠期間中の事を思い出しました。

はあちゅう、妊婦がもらって嬉しいもの公開 「参考になると嬉しいです」
https://netallica.yahoo.co.jp/news/20190529-16987640-sirabee

ブロガーのはあちゅうが27日、自身のアメブロを更新。「妊婦がもらって嬉しいもの」と題した記事2つを公開したところ、多くの反応が上がっている。

はあちゅうさんのブログでこの度、妊婦が貰って嬉しいものとしてノンカフェインのお茶やコーヒー、スマホ写真をシールにできるプリンター、マタニティ服のおさがり、オーガニックのコスメなどが挙げられたそうです。

私も妊娠中に親戚や知り合いから様々なプレゼントを頂きました。夫の両親からは帯祝いとして現金を、親戚からは育児本を、夫の会社の方からはおしりふきを温めておく機械(おさがり)を頂きました。
頂いた事に対して嬉しさはありましたが、当時の私としては本当に無事に生まれるだろうかという不安と常に戦っていたので、もし母子とも健康とはならなかった時の事を考えると、お返しをどうしようかと悩んだものです。結局、出産し、退院してから妊娠中のプレゼントのお返しは行いましたが、後から考えればそれは「産みましたので今度は出産祝いを下さい」という催促にとられてしまったのではないかと後悔したものです。もちろん出産祝いとしてまた新たに現金や子ども服などを頂いてしまい、また違う意味でお返しに悩む事になりました。

正直、医療が発達した現代においても妊娠出産は無事に赤ちゃんと退院できるまで何が起きるか分かりませんので、近しい親戚でもない限りは特別に何かをプレゼントする、というのは止めておいた方が良いのではと個人的に思うのです。幸いながら私は第一子の時の妊娠糖尿病での緊急入院以外は大きなトラブルは起こらず、子どもも元気に育っていますが、もし妊娠中に万が一の事があったなら、頂いたプレゼントが視界に入る度に悲しみから立ち直れなくなってしまうのではないかと思うのです。

もし妊婦さんに何かプレゼントを、と思ったならば、お返しを相手が考えなくても良いような、ほんのささやかなものが良いのではないかと思います。
例えば葉酸キャンディや、はあちゅうさんのブログでも紹介されていたようなノンカフェインの飲み物、そしてママもベビーも使えるスキンケア用品の試供品です。妊娠中や産後は肌質が変化するので、これまで使っていたスキンケア用品が合わなくなる事もあります。ベビー用のものも多数ありますので、妊婦さん自身でも探していても、見落としもあるかも知れません。こんなスキンケア用品もあるのだとサンプルを贈り、相手にメーカーの情報をプレゼントするというのはいかがでしょうか。
同じように妊婦用のサプリメントやキャンディ、飲み物も少量のものをお試し用にとプレゼントするのも良いかと思います。体質に合う、合わないがありますので、もし気に入ったなら本製品を買ってみてね、という程度で十分かと思います。

妊婦さんが気軽に読めるような妊婦あるあるネタのコミックエッセイは良いかと思いますが、いまや多数出版されている育児系のものは出産時の事故の可能性を考えると避けておいた方が良いかなとも思います。
また万が一の事を考えると、妊婦あるあるネタでも地雷を踏む事になりそうなので、やはり消費してすぐに無くなるものがベストではないかと思います。

妊娠出産は何が起きるか分かりません。無理に妊娠中に何かをプレゼントするよりも、母子とも退院の話になってから行動した方がよろしいかと思います。
ちなみに出産祝いで個人的に嬉しかったのはサイズ80~90cmの子ども服でした。ベビー服は当然妊娠中に自分たちで用意してあるので、ベビーを卒業する頃に着る服が既に手元にあると、新しい服を買う目安になるので助かりました。
取り敢えず私がお祖母ちゃんになる時には、息子のお嫁さんへ贈るお祝いは現金か商品券だなと思っています。