xharukoの日記

妊娠、出産、育児の中で思った事をつれづれ書きます

夢を語ろう

ドラえもん」に登場する道具の中で私が欲しいのは、どこでもドアとグルメテーブルかけ、ほんやくこんにゃくです。娘はタケコプターが欲しいそうですが、それでは移動時間がかかってしまう、いやだって空を飛びたいんだもん、と親子で討論する事もとても楽しく、「ドラえもん」を視聴する度に「これも良いなぁー」と親子で夢をみています。
そして下記の記事で紹介された投稿の道具も欲しくて欲しくてたまりません。


ある母親が投稿した「妄想育児グッズ」が傑作…!ほしい。切実にほしい。
https://www.buzzfeed.com/jp/asamitogi/moso-ikuji-goods?bfsource=relatedmanual


2児の母であるむぴーさんという方が挙げたツイート、「妄想育児グッズ」はあと何年待てば現実化するでしょうか。
私が欲しいのは以下の3つです。

■「ここに入れておけば子供は絶対安全なBOX」
ちょっとトイレ行く時とかワンオペ時に自分がお風呂入る時とかに子供を守っててくれる

「守っててくれる」という説明文に感動しました。

私は夫が激務なのでワンオペで3才と0才の二人をお風呂に入れて自分も入浴していましたが、それを知った友人(婿取りで自分の実家で自分の両親[父親は定年、母親はずっと専業主婦]と同居という環境)から「うちは子ども一人でも大変だったのに、どうやって大人一人で子ども二人のお風呂をやってたの?」と驚かれた時があります。
それが実行できたのは我が家がアパートの一階暮らし、室内に階段のない住環境のおかげで子どもから目を離していても不安が少なかった為です。玄関もダブルロックで、鍵の一つは幼児では届かない高さにあった事も安心のひとつでした。
自分が出産するまでは、育児中はこんなにも自分の自由が無くなるものだとは知るよしもありませんでした。世のママさんたちは常に「子どもに何かあったらどうしよう」「赤ちゃんが泣いたら近所迷惑になってしまう」という不安とともに自分のトイレに行くタイミングすら図っているのです。これからママになる方には、せめてトイレくらいは気を抜ける場所であって欲しいです。
「ここに入れておけば子供は絶対安全なBOX」が現実にあれば安心して自分のシャンプーも出来るしトイレにも行けるし、災害時にはこのBOXに子どもを入れておけばせめて子どもだけでも助かりそうでひと安心です。


■「消音ドーム」
装置の半径2m内には音は入って来ない

ようやく寝てくれた子どもには、出来るだけしっかりと寝て欲しいものです。外部要因のせいで睡眠が妨げられる事などあってはなりません。周囲の音が入らなくなるこのアイテムは、子どもが大きくなってからも重宝しそうです。
周囲の音が遮られる、ならば逆に内部の音も周囲には漏れないならば、楽器の練習や大騒ぎをして遊んでいる声も近所迷惑にはならなくなりそうです。

なお、記事に「『やっと寝た…』という瞬間の宅配便」、という例がありましたが、我が家はしばらくの間チャイムは鳴らさず、玄関ドアをノックして貰っていました。アパートの一階住まいは配送トラックが来た事も察知しやすかったので、配達の方が玄関に到着するよりも先に窓から顔を出して対応した事もあります。


■「擬似おっぱい」
ちゃんとお乳も出るので、これがあればお父さんでもいくらでも子守り可能!!

「俺はおっぱい出ないんだから子守りなんて無理」という言い訳をパパにさせないアイテムでしょうか。
母乳が出ないママが子守りを放棄したら非難するくせに、なぜパパはこの言い訳が通じると思うのでしょうか。
ママの育児スキルは出産直後はパパと同じレベルです。レベルに差がつくのは、否応なしにママは経験を積まされるからに他なりません。

どうやら類似した哺乳瓶は既にあるらしいのですが、私は授乳時に少し違う妄想をしていました。
第二子は母乳で育てた私ですが、第一子育児中の私からは母乳はあまり出ませんでした。どのくらい出ていなかったかと言うと、生後二週間での検査の時に赤ん坊の体重増加が宜しくなく、母乳育児推奨の産院でありながら粉ミルクを足そうと言われる程でした(推奨はしても退院後まで母乳マッサージを強制するような母乳礼讃の産院ではなかった)。しかし子どもは哺乳瓶を好まず。赤ん坊に吸われても出ないせいか乳首は切れて酷く痛み、授乳が苦痛でたまりませんでした。
母乳の出ない乳首を吸わせ、赤ん坊が吸い疲れてうとうとしてきた頃に哺乳瓶とすり替えるという技でしのぎました。赤ん坊が哺乳瓶をふくんだ途端にゴッキュゴッキュと音をたててミルクが減っていった時には、こんなにお腹を空かせていたのかと申し訳なさでいっぱいになりました。もちろん本物の乳首との違いに気付いて泣かれた事も多々あります。

私の乳首からミルクが出れば良いんだ。
私が哺乳瓶になれば良いんだ。
ああ、私の乳房に穴をあけてミルクを投入すれば乳首から出る仕組みになれば良いのに…!

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赤ちゃんがどのくらい飲んだか確認できる粉ミルクは、母親の心配事をひとつ減らしてくれる画期的アイテムです。
高品質になった粉ミルクの使用に罪悪感なんて感じる必要はないのですから、パパさんもどんどんミルク係になれば良いと思います。一番良くないのは赤ちゃんのお腹を空かせる事です。


むぴーさんが考えた育児アイテムのうち、縦抱きキープ枕は実現化が早そうに思います。私は我が子の背中スイッチが発動しないよう、そのまま私が一緒に布団に倒れ込み、しばらくしてから赤子を抱えながら私が横向きになり、そっと腕を抜いて脱出していました。うまく抜けない時には諦めてそのまま寝ました。その時の心境は、自分は枕だクッションだというものでした。
風邪をひいて鼻がつまっている時には縦抱きで寝せると子どもは呼吸が楽になるようなので、実現化すれば長いこと使えるアイテムになるかと思います。

自分の自由がなくなる育児期間中、きっと他にも素晴らしいアイデアが浮かんでいる方もいらっしゃるかと思います。今はSNSで誰でも世界中に情報を発信する事が出来るようになりました。アイデアを世に出せば、実現させてくれる人とも繋がれるかも知れません。
皆さん、夢を語りましょう。