xharukoの日記

妊娠、出産、育児の中で思った事をつれづれ書きます

祝!ロタワクチンも定期接種に!

子どもの予防接種がまた新たに無料化するというニュースを読みました。


ロタワクチン、0歳児に無料で定期接種 来年10月から
https://www.asahi.com/sp/articles/ASM9V4FL1M9VULBJ00D.html?iref=sp_ss_date

 乳幼児の重い胃腸炎の原因になるロタウイルスのワクチンについて、厚生労働省の部会は26日、来年10月から原則無料で受けられる定期接種とする方針を決めた。対象は2020年8月以降に生まれた0歳児で、計2~3回接種する。

我が家の子どもたちは二人とも打てる予防接種は受けてきました。が、実際には一度機会を見送った後で、やっぱり受けさせておこうとしたものもあります。
上の子の時には女の子だし任意(=有料)だしと接種を見送っていたおたふく(男の子が罹患すると将来の男性不妊の原因になる可能性がある)は、下の子の時に自治体から接種券が届いたのを機に、下の子が受けた日に下の子は無料で、上の子は有料で予防接種を受けさせました。
公費で受けられる予防接種は、それだけ大事だと国や自治体が判断したからこそ公費で受けられるようになったのだろうなと思ったからです。

そんな割りと適当な我が家も、何故だか二人ともロタワクチンだけは高額にも関わらず、生後2ヶ月のワクチンデビュー時から有料で受けさせてきました。
それはお宮参りの時に子どもが下痢で大変だった、外出の時に赤ちゃんが嘔吐して大変だった、などという体験談を事前にインターネット上で読んでいた為、それを予防したければ高額でもロタワクチンは必要だなと思ったからでした。
そのお陰か我が子は二人ともこれまで大事な場面で体調を崩す事はありませんでしたが、それがワクチンのおかげだったのかと問われれば確信はありません。何故ならロタウイルスは感染力が強く、5才までに殆どの子が感染するものらしいからです。
皆がかかる病気なら、しかも1~2週間で自然に治る病気なら、1回15000円もするワクチンを一人に2回も飲ませる(経口ワクチンなので、ロタは注射ではなく飲ませて接種するワクチンです)なんて無駄だったのでは? とこれまで何度思った事でしょう。
お宮参りの時に子どもが下痢になろうと、通帳の預金残高が今よりも6万円高く残っていたならば、もっと何か他に有効利用が出来たのではと思うのです。

しかし私たちの判断は間違ってなかったとこれで証明できました。公費になるくらい、ロタワクチンも大事なワクチンだったのです。

母子手帳の予防接種の欄が空欄の子を診察した、という医師とおぼしき方の書き込みをインターネット上で読んだ事があります。
妊娠や出産は生命の神秘です。そんな経験をした後では、人工的で自然でない予防接種に抵抗を抱く方も現れるのは仕方がないのかも知れません。またワクチンは副反応が出る事もある為、予防接種を恐ろしいものと認識してしまう人もいるのだろうとも思います。
それでも、はしかを撲滅させられそうな所にまで人類がきているのはワクチンのお陰ですし、重篤な副反応が出る人よりも、症状が軽く済んで助かった人の方が世の中には大勢いると思います。

ロタワクチンは自費で接種させた我が家にとっては高価だった上、効果もよくは分かっていません。
しかし万が一の時に大変な目に遭わない為には、事前に免疫を持たせておく事も無駄ではないのではないかと思います。

せっかく無料で子どもに免疫を持たせてあげられるのであれば、機会のある方は接種券を利用してみてはいかがでしょうか。
我が家は二人合わせて6万円使いましたが。