xharukoの日記

妊娠、出産、育児の中で思った事をつれづれ書きます

男の子の親になるという事 2

我が家は上が女の子、下が男の子の二人きょうだいです。2才の下の子はただ今トイレトレーニングの最終段階なのですが、これをどのように仕上げるべきか悩んでいます。

我が家のトイレの構造上、私は息子を便器(補助便座あり)に座らせると、息子の正面からお世話をする方が楽だった為、息子が大便をした後はそのまま息子の正面から腕を伸ばしてお尻を拭いていました。その為、息子に自分でもお尻を拭くよう促してみたところ、息子も前から拭くようになってしまったのです。
上の子の時には女の子だった事もあり、必ず後ろから拭いてあげ、本人にも後ろから手を回して、後ろの方向へ拭くよう徹底させました。まだお尻が小さいので、落ちないよう便座の上でバランスをとりながら拭かなければならないその方法は幼児には難しいものがあったかとは思いますが、なんとか娘は幼稚園の入園前にそれをマスターしました。

二人目の子である息子にもそのように行い、本人にも教えたのですが、不安定な場所で片方のお尻を少し上げる動作が怖かったらしく、本人にやらせたら拭きたい場所まで手が届きませんでした。
そして私も中腰になって拭いてあげる事が面倒になり、次第に手を抜いて、息子の正面に座ったまま、前から拭くようにしてしまったのです。
男の子だから大便後に後ろ方向に拭かなくても性器に雑菌が入り込む心配はない、という事も大きかったかと思います。また、男の子と女の子では肛門の位置が微妙に違うのか、後ろから拭いていた時には、娘の時よりもずっと奥まで手を伸ばさなければ息子のお尻を拭けず、手間に感じたせいもありました。
息子も前から拭けば座ったままの姿勢で良いので怖くなかったらしく、それが定着してしまいました。

さて、どうしたものかと思っていた時に下記の記事を見つけました。

子どもにお尻の拭き方を教える最高のやり方|育児ハック
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191029-00000007-biz_lifeh-life


記事によると、幼稚園の先生が園児にお尻の拭き方を教えている動画があるのだそうです。
椅子に風船を2つ取り付けてお尻に見立て、その隙間をトイレットペーパーで拭くらしいそれは子どもの興味を引き、とても楽しく身に付けさせる事が出来るようです。動画をお手本にチャレンジしてみたいと思います。


次なる問題は男の子のおしっこの後始末です。自宅では今のところ息子を便座に座らせて排尿させているのですが、幼稚園年長である上の子の同級生男児たちは立って小便器で排泄していたので、幼稚園に入園するまでには立っての排尿を息子にも身に付けさせたいと考えています。
近所のスーパーマーケットの女子トイレ内には男児用小便器もあるので、息子が立って排尿する際の練習に使わせて貰っています。衣服を下げ、私が性器を支えていてやると息子は上手に排泄出来るのですが、問題はそこからです。
男子小便器の近くにトイレットペーパーが無いのです。思えば駅や学校で目にしてきた男子トイレの小便器の列のどこにもトイレットペーパーは設置されていませんでした。先端に僅かに残るこの尿をどのように処理すれば良いのかを悩んでいます。
亀頭包皮炎が怖いので、自宅で息子が排泄した後には私が包皮を少し下げ、トイレットペーパーで残尿を吸わせていました。出来れば息子にもその手法を身につけて欲しいところなのですが、しかし、外出先の男子小便器にもトイレットペーパーが設置されていなければその方法は行えません。
夫に訊いた所、男は小便後には拭かないものだと教えられました。性器を少し振って、雫を払ったらそのまま下着にしまう。それだけだと言われ、唖然とした事があります。
下着に尿が滲みようが、気にしてはならない。それが男というものだと言われても、未だ納得はいきません。しかし現状の男子トイレではそれが当たり前なのですから、いずれは受け入れなければならないのでしょう。

男の子の母になるという事。それは、排尿後にトイレットペーパーで拭くという、今までの自分の中の常識を、敢えて行わないという事を受け入れる事なのかも知れません。