xharukoの日記

妊娠、出産、育児の中で思った事をつれづれ書きます

やはり25才は鍵らしい

かつて女性はクリスマスケーキに例えられました。26才以降には需要は減るので、25才までに売り切らなければ(結婚しなければ)ならないと。
またお肌の曲がり角は25才あたりに訪れると聞いた事があります。現代では多様な生き方が認められつつありますが、やはり女性にとって「25才」という年齢は鍵なのかも知れません。私が改めてそう思ったのは、下記の記事にて生理周期は年齢によって変化すると知ったからです。


40代になると生理周期がいったん短くなる!?【月経の新事実】国立成育医療研究センターが32万人のデータ解析
https://st.benesse.ne.jp/ninshin/content/?id=66645

そこで今回、国立成育医療研究センターが、女性の健康情報サービス「ルナルナ」と共同で、現代の日本人女性32万 人を対象にデータを解析しました。その結果、月経周期は年齢によって少しずつ変化することがわかったのです。
月経周期のデータを5歳ずつで区切って集計したところ、25歳頃の平均値がおよそ30日と最も長くなり、その後、45歳にかけて3日ほど短くなることがわかりました。

月経周期が最も長くなるという事は、性行為の機会が最も多く得られるという事になろうかと思います。周期が短くなればなる程に次の生理開始日が早く訪れるので、男性からお誘いがあってもお断りをしなければならなくなるでしょう。
個人差はあれど平均して25才頃の生理周期が最も長いという事は、紛れもなく身体機能として25才頃が最も生殖に適しているのだろうと思います。

自分自身を振り返ると25才の頃というのは、新卒で就職してまだ3年目でした。成人はしていますが自分が大人だという自覚は乏しく、会社員だったので源泉徴収の為、税金や社会保険料等も自分で納めている実感はありませんでした。また仕事でも覚える事が多く、とてもではありませんが結婚はおろか妊娠出産、子育ての事など考えた事もありませんでした。その為、自分の事を棚にあげて「女性は25才までに出産すべし」などとは言えません。
私には娘がいるので家庭内性教育でいずれこうした事実を話さなければならないだろうとは思うのですが、現代日本において25才での出産というのは既に難しい部類になっているのではないでしょうか。

平成29年版の男女共同参画白書によると、女性の大学等進学率は57.1%になったそうです。そこから新卒で一般企業に就職し25才で産休育休を取得した場合、キャリア形成は難しいものになるでしょう。現在、新型コロナの感染予防対策で各学校は休校になり、我が子の幼稚園も自由登園(という名の自宅保育要請)になっています。仕事をしていた多くのママさんが休みをとった事で十分な対応が出来なくなり、診療を見合わせている病院もあると聞きました。不測の事態の折に子どもを理由に働けなくなるというのであれば、かつてのような寿退社や腰掛け就職は正しかったという論調が復活しかねません。
仕事をしていた時、嫌な事もありましたが、私は概ね楽しかった。向き不向きもあるでしょうが、将来は娘にも楽しく生き生きと働ける職場と出会って欲しい。しかしこの「女性の25才」という階段を思う度に、どのようにすべきなのかが分からなくなります。
変えるべきは社会なのか。それとも、現代社会に対応できるように私たちが進化すべきなのか。