xharukoの日記

妊娠、出産、育児の中で思った事をつれづれ書きます

子どもの服について思う事

私には私服についてトラウマがあります。
「○○ちゃんて、いつも同じ服着てるよね」
小学生時代に一緒に登下校していた幼馴染みが、その場にいない同じクラスの○○ちゃんの服装についてこのように批評してきたのです。
お洒落に無頓着だった私が○○ちゃんの服装を意識した事は、それまで一度もありませんでした。常に汚れていたり、襟がだらしなく伸びるなど型崩れしていたりすれば私も異変に気が付いたかも知れませんが、○○ちゃんの服がそのようになっていた事は無かったかと思います。言われてみれば同じようなデザインの服を着ていたようには思いますが、私自身も同じデザインのトレーナーの絵柄違いを着回している小学生でした。服装ひとつで○○ちゃんを馬鹿にする彼女の発言に衝撃を受け、ならば彼女は私の事も同じように誰かに馬鹿にしながら話しているのかも知れないと思ったのです。

我が家の子どもが通った幼稚園には制服があったので、我が子は私服はそれほど持たなくても支障はありませんでした。しかし小学校からは毎日私服登校になります。引っ越しをしたせいもあり、同じ幼稚園出身の子は数える程しかいない環境で小学校に通う事になる我が娘(当初は幼稚園からの知り合いは誰一人としていないものと覚悟していた)。服装の事で馬鹿にされる事はあってはならないと、様々なデザインや素材の春服を購入し、娘の入学に備えました。
娘は小柄なので、卒園した時の身長は110cm台でした。購入する衣類は少し大きめに、120cmとしました。これまでの成長曲線を思うと、小学二年生になっても120cmの服ならばまだ着られるかも知れないという予想も、私の財布の紐を弛めさせた原因です。

それがよもや、新型コロナで休校になろうとは。
張り切って用意したサイズ120cmの春物の服の大部分は娘に袖を通される事なく季節は移り、休校が明ける前にクローゼットのメインの場所を夏物に譲りました。着られなかった春服は秋に着られれば良いのですが、実は秋冬物は前年の季節の終わり目のセールで買っておいた物(サイズ120~130cm)がこれまた何着もあるのです。この夏から冬にかけての間で娘の身長が急激に伸びれば、120cmの春服の出番は二度と来ないかも知れません。下の子は男の子なので、張り切って用意した「ザ・女児服」という娘の春服はお下がりが出来ないのです。

下の子どもは男の子らしく電車が大好きでした。三学年差で産んだので、娘が卒園したら息子が入れ違いで入園です。上の子の経験から幼稚園に入園する時に必要になるアイテムは分かっていたので、下着、着替え用の私服、スモッグ、ハンカチ、ポケットティッシュ、歯ブラシ、コップ、靴袋、絵本袋、着替え袋、コップ袋からランチョンマット、水筒、スプーンフォークセット、鞄の目印となるキーホルダーに至るまで鉄道もので揃えました。娘の同級生に同じく鉄道好きの男の子がおり、そのママさんから大量にプラレール柄の衣類のお下がりまで頂き、息子の入園準備は万全でした。お気に入りの鉄道ものグッズに囲まれ、息子は上機嫌で幼稚園の門をくぐりました。

新型コロナで登園自粛中に息子がウルトラマンに目覚め、今ではウルトラマン柄のTシャツしか着てくれなくなるなど、あの頃には微塵も思いませんでした。

息子にと頂いたお下がり服のサイズは殆どが120cm。娘がこれから着るサイズを「弟くんに」と贈られた時には、その人の息子さんにとってはその服はサイズアウト済みなのだという事実を突き付けられ、娘の小柄さ(私の栄養の与えられなさ)に少しへこみましたが、普通に買ったら割高なプラレールの服が頂けて満足していました。今では不良在庫と化しつつあるその服のサイズに息子が追い付く頃には、また鉄道への熱が息子に戻っていれば良いなと願うばかりです。


【将来の娘へのアドバイス

1、園グッズはキャラクター物を避けるべし

「大好きなキャラクターがそばにいれば、園でも楽しく過ごせるかも」
それは消耗品で行うと良いかと思います

また絵本袋は小学校でそのまま使う事があります
シンプルな柄に止めましょう


2、その時に合うサイズを必要な枚数だけ購入すべし

先物買いは無駄になる可能性があります
というか、その反省、前もしたよね?



新型コロナでの休校および登園自粛期間は我が家ではのんびり出来て楽しかったのに、とんでもない後遺症が残りました。