xharukoの日記

妊娠、出産、育児の中で思った事をつれづれ書きます

差を無くす

生理の貧困、という言葉を目にするようになりました。
コロナ禍になってから知った言葉である為、新型コロナウイルスの影響で仕事が減り、生活が困窮するようになってしまった女性たちが生理用品の購入を後回しにせざるを得なくなってしまった状況の事を指すのだろうなと私は思い込んでいました。月々の家賃や食品の購入だけで精一杯で、生理用品を買うだけの金銭的な余裕が無い方を支援する取り組みだと。
だとすれば、そうした方々に必要なのは生理用ナプキンそのものだけではなく、食料や生活必需品の配付、あるいは生活保護の申請を勧める事なのではないかと思っていました。
しかし、そうではありませんでした。「生理の貧困」の意味を私は勘違いしていたのです。


どうしてナプキン買えないの?日本で“生理の貧困”が起きる理由。支援者に聞く
https://joshi-spa.jp/1079587?cx_clicks_art_mdl=2_title

 日本の17歳以下の子どもの貧困率は、7人に1人(『2019年 国民生活基礎調査』より)。経済的理由などで生理用品を入手することができない状態、いわゆる「生理の貧困」が問題視されています。また、経済的理由だけでなく、生理をタブー視されることや、十分な性教育が受けられない環境で、生理用品に適切にアクセスができない学生も多くいます。

生理用ナプキンなど、昼用レギュラー30枚程度が入った物が2パックセットで300円もしないでドラッグストア等で販売されています。健常な女性であれば生理は10代から50代あたりまで続く身体の機能の一つなのですから、たとえ一食分を我慢してでも、生理用品は常備しておくべき女性の必需品だと私は思っています。経血の量に個人差はあれど、60枚もあれば1サイクル分を切り抜けられる方が殆どかと思いますが、経済的貧困で月に300円程度の用意が出来ないという方には、生理用ナプキンを配付するのではなく、もっと他に必要なサポートがあるべきなのではないかと思っていました。

この「月に300円程度、何とか出せないのか」、という声に対して「いやいや、他にもこんな出費がある人がいる」と、痛み止めの薬代や大量の経血を吸収できる高額ナプキン等の生理用品を列挙して反論している記事も拝見しましたが、しかし、「生理の貧困」とは、そのようなレベルの問題ではなかったのです。「貧困」という言葉のイメージに引きずられ、「経済的な貧困」だけで終わっていてはならない問題だったのです。
その事を、私は上記の記事に寄せられたコメントで知りました。

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ちょっと検索してみたのですが英語でPeriod Poverty (生理の貧困)
みたいです。日本語訳が良くないのではないかな。
「貧」といっても「貧血」ときいて経済的な面を考える人はいないと思うのですが
「貧困」だと経済的なばかりが強調される。
それだと「ナプキン安いのに」と反発を招いてる気がした。
本当に経済的にどうしても買えない人もいるかもしれないけど
それはどう考えても少数です。

Povertyは経済的に困ってる人だけでなく知識とか、
裕福じゃないまでもナプキン買えないほどではないのに他の物を優先してしまう本人や保護者の意識も含めて諸々「ゆきとどいてない」
って状況の人を助けてあげようってことなのでは。


元の記事の冒頭にも確かにありました。

「経済的理由だけでなく、生理をタブー視されることや、十分な性教育が受けられない環境で、生理用品に適切にアクセスができない学生も多くいます」と。

「生理の貧困」とは、生理に関する対応が足りていない、あらゆる状況を指していたのです。
中には確かに経済的な事情で生理用ナプキン代を節約する為にトイレットペーパーを幾重にも折り畳んでやり過ごしている女性もいるのかも知れません。しかし、保護者が少女に訪れた生理に適切に対応せず、知識を教えず、ナプキンも与えず、結果、少女自身が生理の適切な対応を知らないまま育ってしまい、それゆえに買い物で嗜好品を我慢してでもナプキンは手にすべき物だとの優先順位をつけられない考え方になってしまっている、という状況も「生理の貧困」に含まれているのです。

ならば、私が以前に読んだ下記の記事もまた、「生理の貧困」だったのです。


【前編】旦那の連れ子が使用済み生理用品を放置!どうすれば変わる……?
https://article.yahoo.co.jp/detail/dbae61d41b860e31e59ce3f0f5cba840385b3d8e


上記は投稿者が女性で、夫の連れ子である女子高校生が使用済み生理用ナプキンを人の目につかないように処理しない事に衝撃を受け、ネット上で相談したという内容です。
幼い頃に実母を亡くし、父子家庭になってから生理が訪れたせいで女子高校生は使用済み生理用ナプキンの適切な処理方法等を身につけるタイミングを逸してしまったのだろうと推測されたこの件は、投稿者がその子の育った環境を理解し、少しずつマナーを教えていく決意を固めて終結します。
しかし、この女子高校生の継母のような存在を得られる「生理の知識の貧困」者が稀な事は、想像に難くありません。

上記の記事は、使用後の生理用ナプキンの処理の方法を女子高校生の父親が男性ゆえの無知により適切に教えられなかったせいで起きた「生理の貧困」です。「父子家庭あるある」だと記事内にあったように、男性保護者に、女性の生理とは「使用済みの物を捨てる時にまで配慮するべきもの」だという認識が欠如していただけで、この少女が必要なナプキン数を欠いた事は、これまでおそらく無かったであろうと思われます。この父親は、かつて女性の生理の仕組みを学校の保健体育等で教わっていたのかも知れませんし、後に妻(前妻)となった女性と知り合ってから覚えたのかも知れません。あるいは父子家庭になってから娘に母親がいない不都合を感じさせないようにしっかりと勉強をし、きちんと生理用ナプキンを買い与える、あるいは購入する為のお金を渡していたのだろうと思います。
少女が通った学校の教師らも、少女が父子家庭である事を考慮して保健室などで個別に指導してくれていたのかも知れませんし、少女の祖母や親戚など、年配の女性たちが生理の教育に関わった可能性もあります。なので、少女は経血の直接の対応に困った事は無かったのかも知れません。
しかし、使用済みナプキンの処理を一般的な女性たちがどのように行っているのかまでをこの父親が知る機会がこれまで無かった為に、質問投稿者が継母として女子高校生の前にやってくるまでは普通の家庭ゴミとして扱っていたのでしょう。
当の女子高校生は、学校等の公共のトイレでは使用済み生理用ナプキンをサニタリーボックスに入れる事は知っても、家族しかいない自宅でも特別な捨て方をしなければならないとの認識には至らなかったのだろうと思います。おそらく、父親と二人で思春期の様々な物事を乗り越えてきたからこそ、「使用済み生理用ナプキンを父親に見られるのは恥ずかしい」とはならなかっただけなのです。
吸収した経血を他者に見えないように丸められていない、使用済み生理用ナプキンがサニタリーボックスに無造作に入れられている場面を私は目撃した事があるので、案外そうした「生理の知識の貧困」者は少なくないのかも知れません。

しかし「生理の知識の貧困」家庭も、その貧困の程度は様々にあるのだろうと思います。そもそも生理用ナプキンは女性に必要な物、頻繁に交換すべき物だと認識していない保護者もいるのかも知れません。娘が女性になっていく事実に目を背ける保護者の元では、少女たちは思うように適切な下着や生理用ナプキンを入手する事は困難でしょう。
かつて、震災時の避難所で生理用ナプキンを配付しようとした際に「不謹慎だ」と怒った中年男性がいたらしい事、女性アイドルのネット配信時に誤って自室が映り、生理用ナプキンの袋を視聴者に目撃され「生理がある=非処女」だと勘違いした男性ファンがインターネット掲示板などでおかしな書き込みをした事、女性声優が同じくネット配信時に私物スマートフォンの画面を映した際に「ルナルナ」という、生理予定日および排卵日を予測してくれるアプリが入っている事を見つけた男性ファンがインターネット上で【悲報】と表現した事など、「生理の知識の貧困」が原因で起きた騒動を私はいくつか記憶しています。彼らがたまたま「生理の知識の貧困」者だったとしても、女性並みに生理に詳しい男性は少数派だろうという事は容易に想像できます。なにより、当の女性たち同士にも知識に差があるのですから、それも当然です。私は日中に、昼用レギュラーでは経血が溢れてしまう女性がいる事を少し前まで知りませんでした。

初潮を迎えると赤飯でお祝いする一方で、何かと煩わされる生理は、もしかしたら女性以上に男性は面倒くささを感じているのかも知れません。いざ性交渉を持ちかけても生理を理由に断られる。女性が不愉快な態度をとってきても生理による体調不良やホルモンバランスの乱れのせいなのだと理解し、許してやらなければならない。怪我でも病気でもないのに出血する気味悪さ、そして臭い。男性は能動的に「出そう」と思わなければ排泄物は出ないのに、経血はいつも垂れ流しなのかと思った時の嫌悪感。女性が頻繁にトイレに行く事で自分のペースを乱される事。使い捨てにされる生理用ナプキン代の勿体なさ。そして、愛らしかった娘が初潮を迎えた事で、娘もまた「オンナ」なのだと見せつけられる不愉快さ。
「不浄」「穢れ」だと恥じて隠してきたのは女性たちなのか、気持ち悪いと見ないように避けてきたのは男性なのか。
これまではきっと、少女が困っていれば年長の女性たちが助けてきていたのでしょう。ナチスドイツが行ったユダヤ人の強制収容所でも、施設で初潮を迎える前の少女に他の女性たちが対応の仕方を教えていたらしいとの記事がありました。

ホロコーストにおける月経を乗り越える女性の物語
https://voi.id/ja/memory/1624/read

若い女の子は、女性が月経や月経を持っていないか、月経を経験する前に、それを処理する方法と月経血流に対処するために何をする必要があるかを教えられました。


強制収容所という非人道的な場所にあっても、年長の女性たちは少女の成長をサポートしていたというのです。
ひるがえって私の周囲を考えると、地域の繋がりは薄れ、アパートの隣の住人の勤務先を知らなかったり、近所の子どもの名前も知らなかったりしています。そのような希薄な人間関係において、近所のおばさんだからといって、少女がプライベートな事で困っていないか踏み込む事は容易ではありません。たとえ自分にとって姪になる女の子に対してすら、保護者が他に誰かしらいる中で生理の心配をしたならば、気味悪るがられるでしょう。
「子ども、二人目は考えてるの?」
という質問すら女性が女性にしてもプライベートな事だと嫌がられる現代で、
「生理、始まった?」
だなんて、訊ける訳がありません。

生理は「隠されるべきもの」とされてきました。しかし小学生や中学生男子にとっては、隠されてしまうからこそ気になってしまうのかも知れません。自分たちが楽しく外で遊んでいる間に女子たちだけが教師に集められ特別な授業を受けたとなれば、尚の事です。母親や姉がこそこそするような何かを、同級生の女子もするようになったらしい。しかも「それ」は、どうやら性に関する事、つまりエロい事らしい。そうした中途半端な知識のせいで生理をからかう男子が出てきても、おかしくはありません。
幸い私の周囲では起こりませんでしたが、かつて少女だった頃の私が読んだ、とある少女雑誌の漫画の中に
「これ、なーにーー?」
と、誰かの生理用ナプキンを皆の前で男子たちが暴露する場面がありました。晒された女の子は泣き出し、女性主人公は
「それは女の子にとって、大事な物なの!」
と怒って取り返そうとするのです。
私はどうしてもその場面をふとした拍子に思い出してしまう為、数年前、リニューアルの為に一旦閉店するという雑貨屋さんで、折り畳めばタオルハンカチにしか見えなくなるポーチが安くなっていたので、購入しようとしました。

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「娘に生理が始まった時に、きっと役に立つよ!」
と言いながら私が柄を選別していると
「それ、あと何年後?」
と、同行していた夫に冷ややかに突っ込まれました。そう、この時、娘はまだ幼稚園児だったのです。
「あと5年もしたら始まるよ!」
そう言い返すと
「5年も先なら、その時にもっと良い物が見つかるよ」
と夫に言われ、それもそうかと納得し、買わずに去りました。が、実は今でも「生理用ナプキンを娘がトイレに持って行く時に男子に見つけられないように、いつか絶対に役に立つ。いつか必ず買うならば、やっぱり閉店セールで安くなっていたあの時に買っておけば良かったなぁ」と後悔しています。移動ポケット(ポケットポシェットとも言う)は私服の小学生の時には良くても、制服の中学生になった時には悪目立ち過ぎるので、やはりハンカチにしか見えないポーチは必要だと思うのです。
余談ですが、「いま幼稚園児の娘にも、あと5年で生理が来る」と知った夫は少しショックを受けていました。

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私自身は生理が軽い方らしく、しかもトイレに入ったタイミングで経血が出る事が殆どだったので、実は学生時代に生理用ナプキンを学校で交換した事は殆どありませんでした。登校前に制服のスカートのポケットにひとつ入れておけば、それで足りていたのです。それ故に生理用ナプキンをトイレに持ち込む時に私はポーチを必要とはしていませんでしたが、やはりそのようにしていた女子はおり、突然ポーチを持ちながらトイレに行くようになった女子たちを、男子はどう思っていたのかは少し気になりました。
タオルハンカチにしか見えないポーチが当時からあれば、男子たちの前でも「これはハンカチです」という顔をして堂々と持ち出せたので、そんな杞憂も無かった事でしょう。もしかしたら一部の男子はリップクリーム等の化粧道具が入っているとしか思っていなかったかも知れませんが。

いま各地の学校で、生理用ナプキンが配布されるようになったというネット記事を見るようになりました。もし学校の女子トイレの中に、トイレットペーパーと同じような扱いで生理用ナプキンが常時置いてあるようになれば、私が将来の娘に買おうとしていた、タオルハンカチにしか見えないポーチは不要になります。
今まで買わざるを得なかった品物が無料で自由に使えるとなると、生理用ナプキンの入手に苦労した事のない少女の中には、家計やお小遣いを浮かそうと、必要以上に持ち帰ろうとする子も出てくるかも知れません。しかし、ナプキンが個包装の状態で置かれたならば物が物だけに転売も難しそうですし、用途も限られてしまうので、そうした事案があったとしても、いつでも女子トイレの中に生理用ナプキンが置いてあるようになるならば、いずれは不必要な持ち出しの話も聞かなくなるでしょう。個室内の予備のトイレットペーパーが盗難に遭う回数よりは、ずっと少なくなる筈です。

「買うのがもったいないから、くらいの気持ちでも大丈夫。友達と『ノリ』で来て、得したと思ってもらえたら」

生理用ナプキンに少女たちが気軽にアクセス出来るよう、そこまで言って下さる児童館の館長さんの記事も拝見しました。そう、友だちとノリで来て、あそこでならタダで手に入ると有名になれば、本当に必要としている少女の元にもいつかは届くようになるでしょう。
生理用品の話題が友人同士で気軽に出来るようになれば、自分が軽い方なのか、重い方なのかも分かるようになり、「保健室の先生へ相談してみようか」となるかも知れません。そうすれば、いずれ不妊だと判明して高度な治療が必要とされる前に、早い段階から何らかの行動を起こせる可能性だって出て来るでしょう。生理用ナプキンを娘に買い与える事を怠るような保護者の元では少女の婦人科への受診は難しいかも知れませんが、学校からの通知があれば、多少は受診を促す効果があるかも知れません。

生理が「友人同士の話題に普通に上るもの」となれば、自分や自分の家庭の常識が一般的な物なのか、そうではないのかも少女たちは気付くようになるでしょう。「生理の貧困」で恐ろしいのは、自分の家庭の生理の知識が世の中の常識だと思ってしまい、本来されるべき対処が自分には成されていないと少女自身が知らない事かと思います。
「生理」は少女から閉経になるまでの年齢の女性に当たり前にある生理現象です。したがって、保護者が少女の成長に適切に対応しないなど、あってはなりません。自分で自由に使えるお金が限られる学生の間は、学校などで少女が生理用品に適切にアクセス出来るようにする事に私は賛成です。
商業施設でスマートフォンのアプリ画面をかざすとトイレに設置されているディスペンサーから生理用ナプキンが出てくるようになる、という記事も拝見しました。ディスペンサーの液晶パネルに広告が表示されるので、その広告収入でナプキン代を賄うのだそうです。便利そうではありますし、ナプキンの盗難、いたずら予防にもなりそうですが、しかし、これは「生理の貧困」対策ではなく、単に新しい広告の打ち出し方の登場なだけに思えます。
高速道路サービスエリア等の女子トイレの手洗い場付近には、生理用ナプキンの自動販売機が設置されている事があります。そのような機械に液晶パネルを付けて情報を流し、ボタンを押せば無料で生理用ナプキンが出てくる仕組みが学校の女子トイレにあったら良いなと思います。流すべき情報は、経血が多い人は夜用と書かれている製品を試そう、保健室で貰えるよ、だとか、ナプキンの捨て方の説明、生理の仕組み、不定期な人は保健室の先生にまず相談しよう、性交渉の強要はDVである、など様々にあると思います。調べれば簡単に辿り着く情報入手ツールを持っていても、興味が向かなければ調べようという行動には移りません。生理用ナプキンが欲しくてボタンを押す度に、少女たちに必要な情報が様々に紹介されればと思います。

若い世代が「生理の貧困」にならないように努める事は、年上の者の責務だと思います。我が家では「性がエロになる前に」をモットーに、幼稚園児の息子(そもそも、まだ普通に私が使用中のトイレに入ってくる)と小学校低学年の娘には、生理中の女性のトイレの後の便器の中がどうなるのかも見せた事があります。また、実際にどのようにナプキンを交換するのかも、この際にと見せた事があります。おかげで、就寝前は仰向けになった私のお腹の上でうつぶせ寝をしたがっていた息子は
「母さん、いま血ぃ出てない?」
と確認するようになり
「出てるよ」と私が答えると、お腹の上には上がらなくなり、添い寝をしながら私のおへその辺りをなでてくれるようになりました。
生理中でなければ「今は出てない期間だよ」と答えているので、息子は母親の股間から出血があるのは毎日では無く、しかし始まると数日は続くと身をもって体験しているところです。私が使用した後のトイレに息子を招き入れるだなんて息子が小学生になってからでは出来ない事なので、「性」を「エロ」だと感じる前の、就学前こそが正に教え時だと思います。
このように自分の子どもには様々な事を教えられますが、他の家庭の子どもにはこうした事はなかなか教える事は出来ません。もし保護者の対応不足で「生理の貧困」、そこから「性の知識の貧困」になってしまっている少女がいるのであれば、社会全体でその「行き届かなさ」をカバーしていける仕組みが必要だと思います。