xharukoの日記

妊娠、出産、育児の中で思った事をつれづれ書きます

産後のヘソ

出産間近の本田朋子アナが“期間限定でべそ”披露

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181003-00350663-nksports-ent

第1子妊娠中の元フジテレビアナウンサー本田朋子(35)が、大きく膨らんだおなかと、ぷっくりと出た“でべそ”を披露した。臨月に入り、出産が間近に迫っている本田アナ。3日更新のブログでは「またぐんとおなかが大きくなってきたこの頃 でべそになってきました笑」と写真をアップした。

(中略)

「感触が面白くて、お風呂上がりにオイルでマッサージしながら、おへそをプニプニ触るのが日課です 産後は元どおりになると信じて 笑、期間限定でべそをかわいがってあげたいです」と幸せそうにつづった。

この記事を読んで、本当に妊娠は人それぞれなのだなぁと思いました。

私も妊娠時にでべそになりましたが、プニプニ触るだなんてもっての他でした。
せっかく中に収まっていたのに、風船の表面が延びると共に表に強制的に引っ張り出された結び口のような、妊娠中のでべそ。
生まれてからずっとお腹の中心に埋もれていたため刺激にとても弱く、私はでべそに肌着が擦れるだけで不快感に襲われました。例えるなら、寝不足で眼球がごろごろしている時のまぶたの中のような不快感でした。
それがお腹で一番皮膚が薄く内臓に近い場所で感じるため微妙に痛く、手のひらを上から押し当てて服がへそに擦れないようにやり過ごす事もありました。
何より常にへそを外側に引っ張られている感覚は、それだけでも不愉快でした。


そういえば、妊娠中の人は頻繁にお腹を擦っていて見ていて不愉快だ、と書いてある文章を目にした事があります。自分がマタニティの時には擦っている自覚はありませんでしたが、もしお腹を擦っているように見えていた場合、大きいお腹が重たくて少し持ち上げているか、皮膚が痒くて服の摩擦で誤魔化していたか、私のようにおへそに刺激がないように押さえていたのかも知れません。

期間限定のでべそは私にある事を教えてくれました。ずっと気になっていた、へその中に見えた黒い影。ずっとへそのゴマだと思い爪や綿棒で取ろうとしていた部分が、実はホクロだったと判明しました。取れないのも納得です。

最後の出産から間もなく二年。妊娠前は割りと気に入っていた形の私のへそは、悲しくも少し出っ張ったままです。もう皮膚の収縮は期待できそうに無いため、今後はこの形が私の新しいへその形だと受け入れなければなりません。
たかがへその形と侮るなかれ。子どもがいなかった頃の私と子どもを産んでからの私は、こうした些細な違いが残るせいで、同じ私のはずなのに違う人間になったかのように変化したのです。