xharukoの日記

妊娠、出産、育児の中で思った事をつれづれ書きます

誤飲事故について

私が生まれ育ったのは電車が数時間に一本という田舎です。その為、午前7時台の電車に乗れなければ、次は午前10時台の電車を待つしかなくなります。
私は高校生の頃に自転車通学でしたが、少し遠方の同級生は電車通学をしていました。その同級生が遅刻してきた事があるのですが、その理由が「警察の取り調べを受けたから」だった事があり、そんな事を下記の記事を読んで思い出しました。


祖父がペットボトルに移した緑の液体 お茶と間違え持参…孫に飲ませて気管挿管する事態に
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20200727-OYTET50014/

 2歳8か月児。祖父が、緑茶のラベルが貼られたままのペットボトルにワックス剥離剤の原液を入れ、冷蔵庫に保管していた。ワックス剥離剤の液の色は緑色で、緑茶と言われてもわからない色調であった。その日、祖父自身が、そのペットボトルを「お茶」と勘違いして公園に持参。当日は気温が高く、午後0時半ごろ、祖母が、お茶と思ってワックス剥離剤を本児に与えたところ、一口飲んですぐに吐き出した。その後、口の中を痛がったため、30分後に医療機関を受診し、入院した。のどの奥のはれがひどくなったため気管挿管。食道や胃にはびらんが認められ、17日間入院した。

気管挿管の事を私は新型コロナ関連でどのような物か知りましたが、鎌のような形状におののいてしまいました。あのような物を2歳の子どもに挿入しなければならなくなるとは、ワックス剥離剤の誤飲は何と恐ろしいのでしょう。

私がこの記事を読んだ時に思い出した高校の同級生の話でも、家族がペットボトルに通常飲み物にはしない物を入れ、それを誤って飲んでしまい体調を崩して医療機関にかかったので、原因の調査の為に誤飲事故の翌日早朝から警察が来たという事でした。
同級生は警察からの質問を受けながら午前7時台の電車が走る音を聞き「遅刻だ…」と嘆き、誤飲の原因を作った誰かを恨んだそうです。ちなみに同級生の一件では彼女の祖父本人が原因を作り、当の本人が誤飲をしたという事でした。

人はたぶん、ちょっと余った何かを保管しようとした時に、近くにある何かで代用しようと思い付くのだろうと思います。それが液体であったならば、手軽なペットボトルに入れておこうと思っても不思議ではありません。私の母も希釈済みの植物の栄養剤の余りをペットボトルに保管する事があります。その栄養剤は薄い青色なので飲料水と間違える事は今のところありませんが、もし元々のペットボトルのラベルを剥がさずに再利用していたならば中身は確認しにくいですし、「冷暗所に保存だから」と冷蔵庫に保管したならば勘違いしてしまう家族も出てくるでしょう。

そんな事故が起こらないように、もしかしたら洗濯用などの液体洗剤の詰め替えパウチはボトルの容量よりも少なくなっているのかも知れません。
値札しか見ずに、詰め替えパウチを本体ボトルを買うよりも安いからと積極的に購入していた私ですが、ある時ふと内容量を比較して価格に愕然とした事があります。

子どもでなくても誤飲の事故は恐ろしいです。我が家では下の子どもも自分で冷蔵庫から飲み物を選ぶようになってきたので、食べられるもの以外は絶対に冷蔵庫には入れないようにしていますが、そうなると食べ物ではありますが開封済みの原液めんつゆの保管場所に悩んでしまいます。上の子はジュースを殆ど欲しがらない子でしたが、下の子は炭酸飲料にも早い時期からデビューし、喉が渇くとジュースを欲しがってしまいます。
子どもは、めんつゆボトルはジュースのペットボトルと蓋の形状が違うと気付いているのか、今のところ、めんつゆをジュースだと勘違いする事はないようですが、だからと言って誤ってこぼさないとも限りません。誤飲事故も心配ですが、掃除の手間が増える可能性も、実は内心不安です。